ディズニー&ピクサー製作のアニメーション映画『リメンバーミー』
公開から月日がたっても人気なのはやっぱり曲の良さと泣ける家族愛にあるのかも。
祭壇とかお供えとか死者が帰ってくるとか日本のお盆と似てるので共感する人も多いはず。
あらすじ&感想と後半ネタバレでまとめておきます。
あらすじ
アカデミー賞(R) W受賞! 『トイ・ストーリー3』の監督が贈る、
ディズニー/ピクサー劇場大ヒット作それは、時を越えて家族をつなぐ、奇跡の歌。
『リメンバー・ミー MovieNEX』
<ストーリー>
ミュージシャンを夢見るギターの天才少年ミゲル。だが、彼の一族は代々、音楽を禁じられていた。ある日、ミゲルは先祖たちが暮らす “死者の国”に迷い込んでしまった。日の出までに元の世界に戻らないと、ミゲルの体は消えてしまう! そんな彼に手を差し伸べたのは、陽気だけど孤独なガイコツ、ヘクター。やがて二人がたどり着く、ミゲルの一族の驚くべき“秘密”とは?すべての謎を解く鍵は、伝説の歌手が遺した名曲“リメンバー・ミー”に隠されていた…。
キャラクター(キャスト&声優)
キャラクター | 英語版声優 | 日本語吹き替え声優 |
ミゲル・リヴェラ Miguel Rivera | アンソニー・ゴンザレス Anthony Gonzalez | 石橋陽彩 |
ヘクター Héctor | ガエル・ガルシア・ベルナル Gael García Bernal | 藤木直人 |
エルネスト・デラクルス Ernesto de la Cruz | ベンジャミン・ブラット Benjamin Bratt | 橋本さとし |
ママ・イメルダ Mamá Imelda | アラナ・ユーバック Alanna Ubach | 松雪泰子 |
エレナ・リヴェラ Elena Rivera | レニー・ヴィクター Renée Victor | 磯辺万沙子 |
ルイサ・リヴェラ Luisa Rivera | ソフィア・エスピノーサ Sofía Espinosa | 恒松あゆみ |
エンリケ・リヴェラ Enrique Rivera | ハイメ・カミーユ Jaime Camil | 横山だいすけ |
ママ・ココ Mamá Coco | アナ・オフェリア・ムルギア Ana Ofelia Murguía | 大方斐紗子 |
パパ・フリオ Papá Julio | アルフォンソ・アラウ Alfonso Arau | 多田野曜平 |
オスカル&フェリペ Tío Óscar and Tío Felipe | ハーバート・シグエンサ Herbert Sigüenza | 佐々木睦 |
ロシータ Tía Rosita | セレーネ・ルナ Selene Luna | 雨蘭咲木子 |
ヴィクトリア Tía Victoria | ディアナ・オルテリ Dyana Ortellí | 冠野智美 |
チチャロン Chicharrón | エドワード・ジェームズ・オルモス Edward James Olmos | 宝亀克寿 |
ダンテ Dante | フランク・ウェルカー Frank Welker | フランク・ウェルカー |
さすがディズニー!やっぱり声優の配役が上手いなー、と。
英語版も日本語吹き替え声優も芸能人の起用はよくあることだけど、ディズニーは上手い人が多いと思う。
私はAmazonで字幕版をポチっと購入したんだけど、ミゲル役の子役の子の歌声に感動したし、他のハリウッドスターたちも同じようにうまくて、レベル高いなーと思いましたね。
ヘクター役がガエル・ガルシア・ベルナル(日本語は藤木直人)なのは事前情報として知ってたんだけど、エルネスト・デラクルスがベンジャミン・ブラットだったとは!!
ベンジャミン・ブラットといえば、大好きな映画の1つでもあるデンジャラスビューティーエリック刑事!
そう、サンドラ・ブロックの同僚であり恋仲になる彼です。
久しぶりにベンジャミン・ブラットの声が聞けて嬉しいかぎり。
感想と死者の日
ディズニーもピクサーも映画の中の曲って本当に素晴らしいものが多いんだけど、リメンバーミーもやっぱりよかった。
歌詞がすっごく切なくて、でも愛に溢れていて、家族っていいな~と思わずにはいられない。
メキシコの『死者の日』をテーマにしてるので、これは日本でいうお盆とそっくり!なわけで、ご先祖様はもちろん、今生きてるこの世での家族も大切にしなくちゃな~と改めて思わされる内容なんだよね。
子供も大人も一緒に見れる良質な作品だと思う。
いちなみに、この死者の日って本当にメキシコシティにある伝統行事なんですって。
スペイン語ではDía de Muertos、英語ではDay of the Deadでそのまま本当に死者の日って意味。
面白いな~。
骸骨とか死者とか、ハロウィンと似てるけど、また一味違う趣というかメキシコらしい陽気さがあっていいね。
photo:must-visit-destinations.com/
感想だけれども、死者の国の世界観がとっても素敵。
骸骨だらけだけれど、みんな個性的で面白くて、音楽がそこら中に響き渡っている世界で凄くいいの。
死者の国に天国とか地獄とかの概念はなさそうだけれど、ミゲルが訪れた死者の国は家族みんなで過ごせるわけだから、どう考えても天国的ないい空間。
登場する動物も死者の国と生者の国では姿が違ってどっちも可愛いし。
特にダンテね!
劇中ではデラクルスの馬のダンテにちなんでミゲルがワンコにダンテってつ名付けたわけだけど、ダンテといったら神曲、そうイタリアはフィレンツェの詩人であるダンテ・アリギエーリを個人的には思い出したな~。
ココからネタバレ注意
さて、ラストに涙うるうるで、もう泣けるったらな泣ける映画だったわけだけど、
途中でヘクターがミゲルの親戚なのでは?っていう予感はやっぱり誰でもするよね。
うん。
デラクルスなんかじゃなくてヘクターがミゲルの祖先でよかった!
娘のココと死者の国で再会できたヘクターに、ただただ、良かったねぇ~!という気持ちでいっぱいに。
やっぱり音楽は人と人とをつなぐ大切なツール。
音楽によって家族の絆がまた深まって本当に良かった。
この映画を見ると、お盆に限らずご先祖様のお墓参りはこまめにしておきたいなと思うのでした。
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