日本でもNHKで長きに渡って放送されてきたフルハウス。
ファンが多いシットコムの1つだが続編にあたるフラーハウスは絶対に見たほうがいい。
なんならDVDもシーズンまとめて購入すべきレベルじゃないかと個人的に思っている。
キャストの成長と新キャラの子供(子役が可愛すぎる)がとてもいい味出している。
フルハウスファンあるあるだと思うが、フラーハウスを見るのは最初少しだけ不安だった。
フルハウスは自分にとっての理想のアメリカの家族であったし、明るくて暖かい家族像が確立されているのだ。
フラーハウスで期待を裏切られたり、がっかりするのだけは避けたい。
それでも日本の口コミはもちろん、本場での評価が高く、フルハウスと同じくらいおすすめされており、私は思い切って視聴してみたのだが、たしかにこれがとっても面白いのだ。
これぞアメリカのシットコム!といえる安定した面白さがフラーハウスにはある。
フラーハウスの変わらないキャスト
真面目だけど愛嬌もたっぷりの長女DJは3人の男の子の子持ち、しかもシングルマザーとなって帰ってきた。
若々しかった学生が今ではお母さんだ。赤ん坊を抱いたり子供達をしかりつける姿がさまになっている。
あの小さくて可愛らしかったステファニーはすっかりたくましく?(笑)成長し、子供達のよき叔母さんであり、DJを支えるなくてはならない存在だ(同じくシングルファザーだったダニーの子育てに協力するジェシーおいたんと同じだ)。
おバカなキミーはそのままおバカだ(笑)しかも見た目はほぼ変わらず凄いバイタリティー!
この3人を中心にフルハウス(家族でいっぱい)ならぬフラー(fullよりも多いFullerを意味しつつ、DJのファーストネームでもある)ハウスが出来上がっている。
親世代もゲスト出演
フラーハウスのレギュラーキャストはDJと3人の子ども(ジャクソンとマックスとトミー)、ステファニー、キミー(娘のラモーナと元夫フェルナンド)、などだが、
フルハウスの親世代、つまり父親のダニー・タナー、おいたんことジェシーおじさん、妻のベッキー、そしてジョーイも時々ゲスト出演という形で登場する。
この出演はフルハウス回からのファンには嬉しいことではないか。
ダニーは太ったが、ジョーイは外見が全く変わっていなくて笑えるし、ジェシーおいたん、というか俳優のジョン・ステイモスが老けた感じが格好いいのである。
末っ子ミシェル(オルセン姉妹)
なにより気になるのが、末っ子のミシェルだ。
役を演じていたのは双子のオルセン姉妹なのは有名だが、フルハウスでも重要なポジションだったミシェル出演回は今のところない。
オルセン姉妹はファッション業界に身を置いているし女優業はやらないので仕方がないのだが、ファンとしては寂しい限り。
妹のエリザベス・オルセンが代わりに出演してもいい気もするが契約上上手くいかないものだ。
しかしシリーズエピソードの中ではそんなファンの気持ちを察してか、ミシェルについて(オルセン姉妹について)言及する場面がある。
ダニーのセリフが面白い。
「ミシェルは皆によろしくって言ってたよ。彼女はニューヨークのファッション業界での仕事で忙しいんだ」
というのだ。
そして他のキャストみんなでカメラ目線でしばしの沈黙(笑)
こういったメタ発言も笑えていい。フラーハウスにもフルハウス的なジョークは健在だ。
新キャラと子役たち
フラーハウスのみどころは、その魅力的なあらすじと、脚本を完璧に自然にこなす子役たちにあると思う。
フルハウス時代の子役であったDJとステファニーとミシェルも天才的な演技力を見せていたが、フラーハウスのそれぞれの子供たちを演じる子役もさすがとしか言えない。
長男のジャクソンはイケメンで既に本国アメリカはもちろん日本でもファンは多い。
長男の苦悩や背伸びしたがりな雰囲気が昔のDJにそっくりだし、次男のマックスはステファニーを彷彿とさせる自由さと愛らしさを持っている。
末っ子のトミーである赤ちゃんはミシェルと同じで双子が演じ分けしているのも面白い。
フルハウスのいいところを世襲しつつ、現代の自然なノリ、現代っ子的な雰囲気がよくミックスされていて、天晴れといったところ。
脇を固める役者と声優さん
その他にもおすすめしたい点は山ほどある。
主役たちの恋人候補となる俳優陣もみんなそれぞれ魅力的であることだ。
フルハウスからもそうだが、フラーハウスでは完璧な人間はいない。失敗もするし落ち込んだり失言したり喧嘩もする。
そういったごくごく普通の人たちを演じる俳優たちの演技は見てみて心あたたまる。
DJのボーイフレンドだったスティーブンも新キャラ獣医マットもフェルナンドも、その他にも色々な人が出ているが、どうしたものか、みんなそれぞれ魅力的なのだ。
DVDにしろNETFLIX(ネットフリックス)にしろ英語版字幕版か日本語吹き替え版で見るかは好き好きだが、日本語吹き替え版の声優がフルハウスの声優陣と同じなのもファンとして嬉しい。
声に衰えは一切感じないし、しゃべり方もみんな昔そのままだ。
こういったプロの人たちのおかげで私たちは海外ドラマを楽しむことができる。
ありがたいことです。
フルハウス/フラーハウスと日本
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フルハウス時代から日本の話しはたびたび登場してくる。
日本のファンには嬉しいところだ。フラーハウスでも日本関係の話しが少しでてくるどころか、キャストがロケ地である日本にまで来日するのだから驚きの悲鳴を上げてしまう。
昔から日系キャラがいたフルハウスだが続編フラーハウスはもっと日本のことを登場させてくれるので、これから初めて見る人も、新シリーズ/エピソードはいつなのかと待ち望んでいる人も、ワクワクしながら待機できるのだ。
現在は日本でシリーズ4が公開されているが、私も全エピソードをひとまず繰り返しみながら、新シリーズ5が公開され、そしてまだまだ末永く続くように、また新しい日がくるまで待つのみだ。
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