小林聡美さん&もたいまさこさんのコンビが好きで立て続けに映画を視聴しています。
今回は久しぶりに『めがね』を見たんですがロケ地の与論島の美しさ、黄昏る事の素晴らしさを再確認できましたね~。
旅行で絶対行きたくなること間違いなしな場所が日本にある嬉しさったらないですよ。
映画『めがね』キャスト
役名 | キャスト/俳優陣 |
タエコ | 小林聡美 |
ユージ | 光石研 |
サクラ | もたいまさこさ |
ハルナ | 市川実日子 |
ヨモギ | 加瀬亮 |
森下 | 薬師丸ひろ子 |
脚本・監督はかもめ食堂と同じく荻上直子氏。
めがねのサントラ
大貫妙子さんの主題歌『めがね』を始め劇中で流れる曲/音楽に癒される人も多いかと思う。
私は波の音、風の音、鳥の歌声だけでも十分好きだけれど、メルシー体操だとか軽やかな南風に乗って優しく流れてくるようなサントラも素敵だなと思っている。
めがね愛用者と宿ハマダ
この宿って本当に不思議なんですよ。黄昏の才能がある眼鏡愛好家くらいしかたどり着けない幻の宿なんじゃないかとすら思ってる節があります(笑)
私みたいな伊達メガネでも果たして泊まることができるのか、実際にあるならチャレンジしてみたいくらい。
朝ご飯を風通しのいい半屋外みたいな所で食べるのが好きすぎる。憧れる。
梅干しをお供に和食を食べるのもいいし、食パンに目玉焼きやジャムでもいいし、とにかくあそこでみんなで食べたら絶対幸せだろうなと思うのです。
特別なお喋りもいらないし、むしろ無言でいいくらいのまったりとした空気感。
コミュ障には厳しいんじゃないかと一瞬思ったんだけど、最初に主人公がギスギスした空気で宿と溶け込めなかった様子を見ると、人間同士の関係よりも宿との相性が良ければたぶんあそこに滞在できると思う。
あそこは人間同士がコミュニケーションをとるためにあるんじゃなくて、海と風と少しのかき氷を楽しめたらそれでいい場所な気がするのです。
人間の感情はそのオマケみたいなもので、心の中は浜辺でのんびりしながら、時には釣りしながら黄昏の彼方に漂わせていればいいと思うんですよね。
もたいまさこさんが造ってくれる『かき氷』あれ食べてみたくなった人多いはず。
自家製手作りあずきの上に氷屋さんから貰った貴重な氷とシロップ。
これ食べながら波音聞いて黄昏る。完璧な時間。
ヨモギ君(加瀬亮)のドイツ語の朗読も良かった。日本語翻訳はこちら。
何が自由か知っている
道は真っ直ぐ歩きなさい
深い海には近づかないで
そんなあなたの言葉を置いてきた
月はどんな道にも光をそそぐ
暗闇に泳ぐ魚たちは宝石のよう
ぐうぜんニンゲンと呼ばれてここにいる私
何を恐れていたのか
何と戦ってきたのか
そろそろ持ちきれなくなった荷物をおろす頃
もっとチカラを
やさしくなるためのチカラを
何が自由か知っている
何が自由か知っている
舞台/ロケ地の与論島
映画めがねの舞台となったロケ地、気になりますよね。沖縄かな~と思ってたら鹿児島の離島である与論島(ヨロン島)なのですね。
濃い空色と水色の海。最高に癒される旅先間違いなし。
ここで黄昏ると東京だとか大都会でのしがらみなんて忘れそう。
黄昏る才能は個人的に凄くあると思うので、ここで何週間も過ごす自信がある(笑)
一本道を不安になり始めるくらいまで辿っていくと・・・・そこには宿があるのですね。
海外旅行もいいけれど国内にもたくさん素敵な場所はあるのですよね。
飛行機と電車とバスを乗り継いで、与論島に行ってみましょう・・・・☆
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