ハクメイとミコチ最新刊8巻、もちろん購入しましたよ~。
本誌ハルタコミックス組ではないのでこの年に一度の発売日が楽しみで楽しみでしかたのない私。
今回も正直いって最高傑作(笑)
樫木祐人さんって本当に風景描写や建物の描き方が素晴らしいですよね。
洋服のセンスも大好き。
今回はそんな私のツボを押さえた話しが満載で、もう最初から最後まで鼻息荒く猛烈な勢いで読んでしまいました。
ハクメイとミコチ8巻感想
まず帯がいいですね~。
あなたが横にいてくれるなら それだけで今日は、特別な一日。
ハクメイとミコチの関係がよくわかるキャッチコピー。
本当に2人の暮らしっぷりが素朴で、あまりにも普通の日常で、でもそれがとても優しくてホッとするのはやっぱり2人が一緒にいるから。
うん、本当に1巻からこれまでずっと2人の暮らしを見てきたけど、これほどしっくりくるキャッチコピーないよな~と思うのです。
で、8巻はどうだったかというと。
それぞれの感想
今回は第53話から第62話を収録。
もうね、どれも良かったです。
最初の53話の港町の風景とかね、すごい描き込みで圧巻。
街並みがたまらなくいい!
こんなとこで買い物したりお食事したりしたい~~(切実)
『迷子のランプ』はセンと迷子?の少年シャトのお話。
これもすごく良くって、何が好きかってセンのさり気ない優しさよ!
『憧れの歌手』では久しぶりのコハル登場(笑)
田舎から都会に憧れて出てきたコクワガタちゃんね。
コンジュの歌声にすっかり魅了されてしまったコハルが可愛い。
『お気に入りの服』なんかもうね、好き!
ジャダさんの次に好きなイワシ登場回ですよ~♡
以前ハクメイとミコチと一緒に服を買いに行ったイワシがちゃんとその時の服を大事に着てる愛しさ。尊い。
『羅宇と炉端焼き』もキュンキュンしたな~。
壊れた煙管のプレゼントのお話なんだけど、大切な人にプレゼントをあげたい時の照れちゃう感じとか、その時の空気感とかね、胸がキュンとなるの。
『羊羹と屋根瓦』は緊張を孕んだ空気感がやばい(笑)
すっごい目上の人とか上司の前ではカッチコチに緊張するものだけど、なんかそんな空気感もハクメイとミコチの世界だと良い塩梅に仕上がるんだな~。
『ひと振りの包丁』はね、炉端焼きと似たようなキュン♡を感じた回。
相手が見ていないところでも、大切な人のことをちゃんと考えてるんだな~っていう愛ね。
そしてそして、メインディッシュの!
『退屈と二度寝』よ!
あー好き。同棲とか同居経験ある人ならわかるはず、あのまったり流れる時間の尊さが!
なにをするわけでもなく、だらだら~っと過ごす一日の良さ。
これが最後の話しで良かったわ~。
ハクメイトミコチ9巻へ続く・・・
ということで、今回もあっという間に読んでしまったハクメイとミコチ。
ハクメイとミコチのは最初にテンションに任せてもうスピードで読んじゃうんだけど、お楽しみはここから。
一度読んだ後に、こんどはゆっくりと細部まで気持ち悪いくらいに観察しながら読むのが楽しいのよね。
なんせ描き込みが凄いから。
看板とか、階段とか、壁とか、歩いている動物だとか、お料理だとか、そこに生活している人の様子が見られるものがそこかしこにあるので、まったく飽きずにずっと読んでいられる。
そこが個人的に好きなんだな~。
ということで、2020年も素敵な幕開けとなりました。
また新刊9巻でお会いしましょう♪
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