【セレニティー平穏の海】あらすじ感想とネタバレ【アン・ハサウェイ】

2019年日本ではネットフリックスで配信中の映画。

 

アン・ハサウェイとマシュー・マコノヒーの豪華主演映画がサスペンススリラー的に中々の高評価。

 

これはたしかに興味深い結末で、動画視聴をしていく過程で疑惑とスリルの両方を味わえる作品に仕上がっている。

 

セレニティーといえば海外人気ドラマ、キャッスルの主役であるネイサン・フィリオン主演のSF映画ファイヤーフライ 宇宙大戦争の続編も同じタイトルだが、これとは別作品。

 

ちなみに原題の英語Serenity(セレニティー)の意味は平穏や静けさ。

 

このタイトルが何を意味するのか、ここもポイントになっている。

スポンサーリンク

セレニティ平穏の海 あらすじ

セレニティー平穏の海映画マシュー・マコノヒーとアン・ハサウェイ

ベイカー・ディル/Baker Dill(マシュー・マコノヒー)は海に囲まれた静かな島、プリマス島で観光客用に釣り体験をさせる仕事を生業としているセレニティー号の船長だ。

 

しかし客に釣りをさせるどころか長年追い求めている幻の巨大魚を釣り上げるために人生の大半を費やしており、その巨大マグロにジャスティスと名前を付けるほど魅力に憑りつかれている。

 

そんなある日、元妻のカレン(アン・ハサウェイ)がプリマス島を訪れ、暴力夫を魚釣り中の事故に見せかけて殺してくれと頼みこんできたことから、事態は不穏な空気へと変貌してゆくのだが・・・・。

 

ベイカーとカレンの過去、息子の存在、そしてプリマス島に隠された秘密が暴かれた時、ベイカーは決意と共にアクションを起こしてゆく・・・。

セレニティー平穏の海キャスト

セレニティー平穏の海映画キャスト アン・ハサウェイとマシュー・マコノヒーphoto:movies.aardnews.com

★ベイカー・ディル=マシュー・マコノヒー

観光客の漁船を営む船長。プリマス島に来る前は軍人であった過去が。幻の巨大魚を吊り上げる日を夢見ている。

★カレン=アン・ハサウェイ

DV夫を始末してほしいとディルに依頼してきた金髪の女。ディルとはかつての恋仲であり同級生。

★パトリック=ラファエル・サーイグ

カレンの息子でコンピューターの天才。引きこもりで毎日コンピューターをいじっている。

★フランク=ジェイソン・フランク

カレンを心理的にも物理的にも痛めつける暴力夫。強力な権力を持ちカレンを服従させている。

★デューク=ジェイモン・フンスー

ディルの船で働く船員。デュークの過去を探りつつ一攫千金にも揺れ動く。

★コンスタンス=ダイアン・レイン

ディルと大人の関係を楽しむプリマス島の住人。幸運をもたらすという息子サイモンがいる。

★リード・ミラー=ジェレミー・ストロング

眼鏡とスーツ姿の謎の男。ディルに船具用品を売りたいフォンテイン社のセールス部長。

セレニティー平穏の海 感想

映画セレニティー平穏の海ネタバレと評価photo:instyle.com/reviews-coverage/movies/2019-movie-schedule

大絶賛!ほどの評価はないと思うけれど、個人的にそこそこ楽しめたと言える。

 

ただ、これがマシュー・マコノヒーとアン・ハサウェイなんてトップクラスのハリウッド俳優をキャスティングしないほうが、かえって評価が上がるタイプじゃないかと思っている。

 

2人とも好きな俳優だが、この映画は無名か駆け出しの俳優くらいの人間が演じたほうが、隠れた名作!とはいかずとも、「お、結構いいじゃん?」くらいの評価になってた可能性はあると思う。

 

ともあれ、序盤はさっぱり意味がわからないのが面白い。

 

どんだけ魚釣りたいの!?(笑)ってくらいに巨大マグロに焦点が当たっており、マシュー・マコノヒーが釣り厨みたいになってる(笑)

 

でもこの『釣り』がポイントなんだと中盤から結末にかけてよーくわかるのだ。

 

釣りの対象となる魚の名前がジャスティスなのも重要だ。

 

ジャスティス、英語のJusticeはつまり正義という意味で、このなかなか自分のものに出来ていない存在が『正義』であるんですね。

 

で、何が『正義』なのか、大きくセレニティー(平穏)と書かれた船の上で釣れる『正義』とはなんなのか?

 

そして常夏みたいな島に不釣り合いな眼鏡スーツの男!

 

怪しすぎるでしょ。

 

時間のズレがどうとか不思議なこと言うし、謎のアタッシュケース持ってるし。

 

おかしい、何かがあるね!

 

という、疑惑がどんどん募っていって、中盤からドドーっと種明かしされていき、結末を迎えるのです。

 

うん、劇場公開では見に行かないけどネット動画としてみるには個人的には楽しめたと思う。

セレニティー平穏の海ネタバレ

セレニティー平穏の海ネタバレあらすじ感想photo:teaser-trailer.com/movie/serenity/

ここからネタバレなのだけれど、

 

結局このマシュー・マコノヒーがいる世界っていうのは、離婚したマシュー・マコノヒーとアン・ハサウェイの息子、パトリックがコンピューター上で制作した仮想ゲームの世界なのだ。

 

現実世界でのマシュー・マコノヒーはイラク戦争で亡くなっており、名前もベイカー・ディルではなくジョン・メイソンだ。

 

息子パトリックのいる世界が現実の世界で、実の父親のいる世界は幻想だ。

 

全てはプログラムされており、ディルは決まった時間以外に寝起きすることは実はできないし、信号も決まった場所で決まったタイミングで動くしかできない。

 

島の住人もそれぞれに役割があり、誰も自分の存在を疑ってはいないが、かといって誰一人、自分自身の存在意味を理解してはいない。

 

コンピューターの世界では天才とされる息子パトリックが何故こんなゲームを制作したのかというと、実の父が亡くなり母親が再婚した相手がとんだDV野郎だったからだ。

 

パトリックはゲームの世界で平穏(セレニティー)を作り上げ、心の拠り所としている。

 

そして巨大魚のジャスティス(正義)を平穏な世界で釣り上げると見せかけてフランクが海に落ちていくと同時に、現実世界でも義父に対して彼なりの『正義』を振りかざし、母と自分自身の平穏な生活を取り戻すべく、義父にナイフを突き立てたのであった。

 

結末では義父が長期にわたり妻と息子に家庭内暴力をふるっており、パトリックがまだ未成年であるなどの考慮の末、パトリックは罪に問われず釈放されることがニュースで流れている。

 

パトリックはタイトル通り、平穏な世界、セレニティーで大好きだった実父に駆け寄り抱きしめ合う。

 

全てはパトリックが思い描いたゲームの世界(心の平穏の世界)であり、現実世界での行動とリンクしながら物語は終わりを告げたのであった。

 

ということで、中盤は個人的にジム・キャリー主演のトルーマンショーかな?と思いながらの鑑賞だったわけだけれど、当たらずも遠からず。

 

よくあるパターンだと思うけれど、マシュー・マコノヒーが結構な勢いで熱演しているので、観て良かったと思っている。

 

アン・ハサウェイの金髪って似合わないなーっと思ってたんだけど、これもあえての金髪なんだろうね。

 

似合わない髪色にしちゃう感じは適切な結婚相手を選べなかった彼女の見る目のなさを表しているように思う。

00photo:people.com/celebrity/star-tracks-tuesday-jan-15-2019

上の画像みたいにいつものブルネットや茶髪だと完全な被害者っぽさが増すけど、ブロンド女だと悪人じゃないけれどバカだったねぇ・・という感情を抱かせるものね。

コメント