子供はもちろん大人も楽しめるアニメ、クレヨンしんちゃん。
特に劇場版は親子で見られる映画の定番ですね。
個人的にユメミーワールドは上位ランキングに入るくらいおススメです
口コミの評価が高いのも頷ける内容なんですよ。
怖いと噂もあるけどサキちゃん可愛いし!泣ける映画だし!
爆睡!ユメミーワールド大突撃 あらすじ
ある夜、それぞれに楽しい夢をみていた野原一家は、いきなり大きな魚に飲み込まれるという不思議な夢を見た。
その日をきっかけに、街じゅうの人たちが、眠ると見たい夢が見られる世界“ユメミーワールド”に行けるようになる。
楽しい夢に夢中になるしんのすけたち。しかし、ユメミーワールドは次第に悪夢しか見られない恐怖の世界へと変わっていく。そんな時、しんのすけの幼稚園にサキという女の子がやって来る。
みんなが友だちになろうとする中、誰とも打ち解けようとしないサキ。
カスカベ防衛隊はサキに仲間になろうと声をかけるが、サキにはある秘密があるのだった……。しんのすけたちはみんなの夢を守ることができるのか! ?
出典amazon.com(映画 クレヨンしんちゃん 爆睡! ユメミーワールド大突撃)
ユメミーワールド声優/ゲスト芸能人
役名(レギュラー陣) | 声優 |
野原しんのすけ | 矢島晶子 |
野原ひろし | 藤原啓治 |
野原みさえ | ならはしみき |
野原ひまわり | こおろぎさとみ |
風間くん | 真柴摩利 |
ネネちゃん | 林玉緒 |
マサオくん | 龍斎貞友 |
ボーちゃん | 佐藤智恵 |
役名 | ゲスト声優 |
貫庭玉サキ | 川田妙子 |
貫庭玉夢彦 | 安田顕 |
貫庭玉サユリ | 吉瀬美智子 |
大和田獏 | 大和田獏(本人役) |
城咲仁 | 城咲仁(本人役) |
安村昇剛(アームストロング) | とにかく明るい安村(本人役) |
ナックスメンバーこと北海道のonちゃんの中の人でもあるヤスケンさん目当てにこの映画を見た私だけれども、サキちゃんの声優さんの声を聞いてあらビックリ。
川田妙子さんと言えば私にとってはアメリカのファミリードラマ、フルハウスの双子の末っ子であるミシェルの声の印象がとっても大きいのです。
川田妙子さんの声ってかわいい。サキちゃんが本当は優しくて繊細な子っていうキャラクターが川田さんの声とぴったり合ってたと思いますね♪
ちなみにユメミーワールドの歌は当初ゲスの極み乙女だったのに、あの騒動で取り下げ・・・。
お子様向けの映画だし仕方ないかな。その後ユメミーワールドの歌はケツメイシになりましたね。
ユメミーワールドの感想と分析
いや、どうですかこの映画!
ユメミーワールド怖すぎとか、まとめやら口コミで書かれているわけですが、そこまで怖いシーンに警戒しなくてもいいかなとは思うんですよね。
ただ、小さい子供さんだとか繊細な子はちょっと親御さんが一緒にいてあげるとかしてもいいとは思います。
でもやっぱりクレヨンしんちゃんですからね!不気味さや怖さでいったら、ヘンダーランドもヒヤッとするシーンあったし、嵐を呼ぶ アッパレ! 戦国大合戦なんか矢で倒れる場面もあるしね。
ユメミーワールドが怖すぎるっていうのは、誰もが経験する怖い夢の思い出だとか潜在意識で感じ取っているトラウマや苦手な物が暗示されているからだろうと思うんですよ。
ユメミーワールドは潜在意識?インナーチャイルド?
夢の世界って、パラレルワールドだとか人類共通の潜在意識にアクセスできるツールだとか色々な説があったりするんですが、個人的にこのユメミーワールドは潜在意識に存在する傷ついた潜在意識が見せる世界だと思ってます。
最初は性格悪い感じのサキちゃんなんですが(個人的にかわいいキャラトップ3入り♪)、お母さんとの関係やトラウマや自責の念が心の中にあって、それが夢として表れているのかなと。
ひろし、みさえ、しんちゃん、他のお友達も色々な夢を見るけれど、全部本人が意識していない所で願っている事だったり恐れが夢の中に現れますね。
全部潜在意識に刷り込まれていて、インナーチャイルドだけは自覚しているんですよ。
でも生きる上でいちいちインナーチャイルドにかまっていられず、人は世の中のルールだとか諦めだとかを学んでそれを押し込んでいく。
それが夢では爆発する。
サキちゃんの場合は心に引っかかっている、母親の事故の責任を感じて自分を責めるあまりに悪夢を見てしまう・・・・。
子供の頃のキラキラした気持ちだとか何も恐れない純粋な気持ちや愛だけはユメミーワールドの中(インナーチャイルドが住む潜在意識の中)で無敵になれる。
このストーリーは子供でも難しいことは分からないかもしれないけれど、心の中で恐らく認識できる物語構成をしているだろうなと思うんですよね。
潜在意識って人類共通ですから。生まれ持ってるものだったりするんですよ。
ということで、サキちゃんの可愛さを愛でる映画であり、クレヨンしんちゃんによくある哲学的な内容でもある作品に仕上がっているなと思った次第です。
ちなみに・・・これまでは野原ひろしが活躍する作品が多かったクレヨンしんちゃんだけど、今作に限っては母である野原みさえが素敵です。名セリフもみさえから連発です!みさえファンは必見ですよ~。
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